2階+蔵

2階+蔵 Type

ファサードからは想像もつかない
大収納空間を備えたモデル

住宅は「間取り」といわれる平面的な要素で考察されることが多いが、人の空間認知には垂直方向の影響も非常に重要となる。この計画では、収納空間「蔵」が双方向にゆとりをもたらした。延床面積以上に開放的な、メリハリのある空間設計である。

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●敷地面積:191.19m²
●建築面積:58.45m²
●1F床面積:56.83m²
●2F床面積:58.45m²
●延床面積:115.28m²

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LDK

リビングには北からの均一で落ち着いた光が、ダイニング・キッチンには壁面いっぱいの窓から庭を通して午後の陽射しが降り注ぐ。高い天井に包まれたパブリックなLDKは、玄関への引き戸を開放することで、よりつながりと豊かさを感じられるように設計した。

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1.5F/ROOM

パブリックな1階とプライベートな2階。極端に差を設けたこの住宅の計画に欠かせない1.5階は、空間の緩衝領域といえる。優れた耐久性を備えた住宅ゆえに求められる、遥か将来を見据えた多様なライフスタイルへの順応である。

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CLOSET

バスルームや洗面と近い主寝室は、毎日の生活に動線的な豊かさをもたらす。また、全ての個室からのアプローチに優れたクローゼットの配置は、家族全員の衣類の収納に適している。共働き世帯で増加しつつあるプログラムである。

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KURA

2つの蔵が存在する住宅では、収納に思い切った使い分けが可能となる。日常動線上に位置する1階の蔵には、季節に応じ多様される道具箱を。ハッチから下層に広がる2階の蔵には、褪せることのない家族の宝ものたちを。収納のゆとりは、暮らしのゆとりとなる。